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世界観

第3話~海賊船拿捕指令~

【季節】秋 【天候】晴れ 【地形】外洋

私がお会いした方は、古のグレイス女王なのでしょうか。確かに、この国では死した王は竜となり、皆を見守っていると聞きますが。少し、信じられないような気持ちです。

けれど、彼女が伝えてくれた事は本当のような気がします。今この船にいると戦いなど遠いところに感じていましたが、近い未来に戦があるというのなら。

早く強くならなければ。この国を、陛下をお守りするために。

 

 

 

【季節】秋 【天候】曇り 【地形】外洋

ヴィオレッタ海賊団のヴィクトルという海賊を発見し取り逃がしました。いえ、見逃されたとのはこちらでした。海賊が商船に偽装するという話は聞いていました。それなのに、私はまんまとそれに乗ってしまいました。

沈没するかもしれないという焦りと、未熟すぎる私が結果として皆さんを危険にさらし、パオロさんを連れ去られてしまいました。

そして何より、あの海賊に手も足も出なかった。震えてしまっていた自分が、悔しくて情けないです。

 

昨日、忠告されたばかりだというのに……。

 

姐御殿は、命に心配は無いと言っていました。確かに、コックとして連れて行ったならば、そうかもしれません。けれど、不安な気持ちではいるのだと思います。早く、早く、一刻も早く、彼を助けます。

 

 

 

【季節】秋 【天候】曇り 【地形】暗礁

ヴィオレッタ海賊団の情報と、物資を得るためにコーラル・コーラス街に寄港しました。情報によれば、彼らは東の航路からノースコーラスのそばにある海森に行ったとの事です。若干危険はありますが、最も近い西航路ならば、先回りも可能でしょう。

 

その後に取る作戦は軍人としては何とも言い難いのですが……。ですが、私の意地で皆さんを危険にさらすわけにはいきません。確かにいまの私たちでは彼らに正面から向かっていって勝つことは無理でしょうから。

 

また、本土から海賊団拿捕の指令書が来ていました。もう陛下のお耳に入っているとは。これ以上被害が出る前に何とかしなければなりません。

また、私の階級も少し上がる事になりました。もっともこれは船長が何の位もないのは良くないという世間体を見た判断だと思います。この位が仮初めで終わらないようにしなければなりません。

 

 

【季節】秋 【天候】曇り 【地形】暗礁

船の修理を待つ事もあって、出航は明日になりそうです。今日は物資の調達を行いました。また、拿捕作戦のための資材も歌う珊瑚亭から譲っていただきました。確かにこれだけあれば、レストラン船に見えると思います。

そして、コッペリアのティナを水夫として船に迎える事になりました。噂には聞いていましたが、こんなにも人間そっくりだとは驚きました。言葉などはあまり得意ではないようですが、とても一生懸命役目を果たそうとしています。

私も曲がりなりにも船長です。頑張らなくては。

 

 


【季節】秋 【天候】晴れ 【地形】浅瀬

このところ失敗続きでしたが、今日の操船はうまくいって良かったです。浅瀬は暗礁ほどではないですが座礁の危険がありますし。故郷ではそんなときは他の船が引っ張って抜け出していましたが、ここには別の船はありませんし、仮にいたとしてもこの船のサイズでは難しいですし。

しかしながら、ティナ殿が突然出した音(声?)には驚きました。確かに食料にはなるかもしれませんが、イルカは食べた事が無いですし、捕るのも大変そうです。

 

 


【季節】秋 【天候】強風 【地形】浅瀬

浅瀬が続いているせいか、ここのところずっと船を傷つけずに進んでいます。やはりウィンドポートに似た感じがするなと思います。そういえば、あそこも秋ごろには強い風の吹く日がありました。あそこにいた自分はずっと意味のない時間を過ごしてきたような気がしていましたが、きちんと役立つものなのですね。あきらめずに勉強を続けてよかったです。

そして、ようやく船の扱い方がわかってきた気がします。舵をとるだけで精一杯だったのが、今では皆さんの動きをみて指示を出せるようになりました。皆さんにも認めてもらえたようで、うれしいです。

このまま順調にいけば、きっと先回りすることができると思います。パオロさん、どうかご無事でいてください。

 

 

 

【季節】秋 【天候】寒い/霧 【地形】浅瀬

霧がでていたので座礁を心配しましたが、目が利かない分船に当たる波を感じることができたのでうまく進めていると思います。

それにしてもチェス殿は地図と地形を読むのが本当にうまいのですね。特別な勉強をしたという感じではないようですし。この霧だらけの中で一体どうやって。……まさか、本当ににおいで判断しているのでは。

 


【季節】秋 【天候】曇り 【地形】海森

浅瀬の海を越え、ノースコーラスの海森にたどり着きました。黄葉した海森がとても幻想的です。ここでレストラン船を開けば、確かにそれらしいでしょう。

どうやら海賊は来ていないようです。彼らが順調にきているとして、あと5日。その間しっかり準備をしなければなりません。

今日はバドどのの指示を受けながら土台となる部分の準備でしたが、もうすでにレストラン船の様相です。さすがに船を知り尽くしているだけはあるなと思います。いつもこのぐらいやる気だとありがたいのですが。

そういえば椅子の下にばねのようなものをバド殿が仕掛けていたのが気になります。一体何に使うのでしょうか?

 

 


【季節】秋 【天候】曇り 【地形】海森

漁師の情報によれば、明日海賊がこの海森に差し掛かるとのこと。彼らも順調にきているようです。別の航路に行ってしまったらどうしようと思っていたので、本当によかったです。

船もすっかりレストラン船の様相ですし、明日は頑張らなくては。

 


【季節】秋 【天候】曇り 【地形】海森

船は逃がしてしまいましたが、パオロさんも謎の耳が付いている以外は無事でしたし、船長であるドン・ヴィクトルの拿捕に成功しました。

彼らは完全にこちらの船をレストラン船だと思い込んだようです。バド殿の船大工としての腕と、姐御殿の魔法のおかげですね。ドルディ料理長は板についていましたし。

姐御殿の出した料理はバッカニアのものとのこと。さすがに長く軍人をされていると、海賊のことにも詳しいのですね。ヴィクトル相手に、何か話しもされていたようですが、なれない給仕に手いっぱいで全く聞くことができませんでした。次にまた海賊を拿捕するときに、何か訳に立つかも知れないので、今度聞いてみようと思います。

 

それにしても策を使うことも時には重要なのですね。意地を通さなくてよかったと思います。今回のことで自分の無力と、仲間の大切さを改めて知りました。正攻法で戦うことが必要な時も来るでしょうし、もっともっと強くなりたいです。陛下のためと、そして私の船の皆さんのために。

 

下の食堂では、祝宴が行われています。あまり、ああ言った席は得意ではないですが、皆さんのうれしそうな顔
は好きかも知れません。宴の席で皆さんの面倒をみるのも仕事の一環とのことですので、そろそろ宴に戻らなくては。

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